舌側矯正 - tyowukinの日記

皆さんこんにちは、

歯科販売の担当です。

今日は舌側矯正について話したいと思います。

舌側矯正とは歯の裏側に装置を装着し、

他の人に気付かれることなく治療です。

では、なぜ裏側矯正で期間が表よりかかるという医院があるかとういうと、

裏側矯正は表側矯正と違い矯正医の技術差があるといわれます。

裏側矯正の技術のない矯正医からすれば裏より表に装置をつけたほうが、

歯をコントロールしやすいからです。

しばしば広告等では、治療期間は表でも裏でも変わらないと書かれていますがそんなことはあり得ません。

裏側からの装置は、構造的にどうしても歯を動かしにくいのです。

例えば、装置と装置の間隔です。

裏側からの装置は、隣同士の装置の間隔が近くなり、針金の弾力を充分に使うことができません。ワイヤーの性能の向上で影響はないと言われる先生もおられるようですが、同じワイヤーを使えば外側からの装置ならもっと効率的に治療が行えるはずです。

その他にも、裏側からの装置ではいろいろと不利な点があり、

外側からと同じ期間で治療をすることは不可能だと思います。

仮に裏側からの装置で２年間で治療することができる技術を持った先生が、

同じ患者さんを外側からの装置で治療すればもっと短期間で治療できると思います。

つまり、裏側からの装置は外側からの装置に比べ機能的にはどうしても劣っているのです。

しかし、見えないと言うメリットもある訳で、何を重視するかで、

どちらの装置を選択するのかが違ってきます。

どちらの装置にもメリット、デメリットがあることを知った上で、矯正治療を開始するのが良いでしょう。

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